古い携帯電話やスマホから金・銀・銅が採取できるって知っていますか?しかもそれらが2020年オリンピックのメダルに!ドコモショップでのリサイクル回収に行った体験談を紹介します。
携帯電話やスマホをかき集めたらなんと6台も出てました。古いモノは10年以上も前のもの。壊れて買い替えたFOMAの携帯、画面が割れたTONEモバイルなど。
携帯電話やスマホには、安全な捨て方がわからず、邪魔になる大きさでもないので家の隅にずっと放置されていました。
リサクルショップで査定を試みるも、査定額0円。
携帯やスマホのリサイクルにドコモショップを選んだ理由
じゃあ、リサイクル方法は?
といくつか調べたところ、
ドコモショップでメーカー問わずリサイクル回収していることがわかり、自分の中で一番納得できる方法でした。
その理由に、携帯電話やスマホに含まれる金・銀・銅をリサイクルし、2020年オリンピック・パラリンピックのメダルになるということ。
小さい携帯電話やスマホには、貴重な金属が使われ、
携帯電話1千台分で30gの金が抽出されるそう。
回収された携帯電話やスマホは、4500個の金メダル、銀メダル、銅メダルへとなり、その中のいくらかを貢献できると思うと、なんだかちょっとうれしいですね。
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さらに、ドコモショップのリサイクルへもっていく決め手になったのは、情報漏洩の観点からも安心できる点。
情報はあらかじめ自身でデータ消去をした方がいいのですが、”データ消去の方法がわからない””すでに壊れていてデータ消去できない”場合も、目の前で粉砕処理してくれるのでその点も安心。
また、回収にも費用はかかりません。
ドコモ以外のブランド・メーカー問わず無料で回収しています。
リサイクル対象は、スマートフォン、携帯電話本体、付属品(ACアダプタなど)、電池パックも回収の対象です。
ということで、ドコモショップへ使わなくなった
携帯やスマホをさっそく持っていきました。
ドコモショップでリサイクル回収の手続きは??
まずは、受付で、リサクルの旨を伝え、たまたまですが、待ち時間はほぼない状態で案内されました。(ショップによっては待ち時間が長いところもありますね。)
まずは、携帯やスマホからSIMカードやメモリーカードが入っている場合、それらをを取り出します。
それから、リサイクル登録→同意書記入。
まずは、SIMカードをハサミで切り刻みます。
そして本体のパンチングです。
「せっかくの金属がパチングでダメにならないのですか?」
と、聞いてみたところ、
携帯電話、スマホは、それぞれ穴をあける箇所が決まっているそうです。
携帯電話は、電源ボタンのところ。
スマホは、SIMカード、メモリーカード挿入部分に穴開けするそうです。
穴をあけたら完了です!
都市鉱山は、効率よく金を採取できる
携帯電話やスマホは金・銀・銅・パラジウムなど豊富な有用金属を含み、いわゆる“都市鉱山”と言われています。
地下資源と都市鉱山を比較すると、金の産出国南アフリカ共和国の優良金鉱山でも、1トンの鉱石から取れる金の量はたった5グラム程度。
一方、携帯電話1トン(約1万台分)からは金400g、銀1.4kg、銅100kgが採取でき、採取の量からも効率のよさがわかります。
感想まとめ
「情報漏洩が心配」「捨て方が分からない」「特に邪魔にならない」という理由で、自宅に退蔵していました。気づけば6台も。
今回、ドコモのリサイル回収を知って、自分の納得する捨て方ができたので良かったです。
わが家で不要になった携帯やスマホが
オリンピックメダルに生まれ変わると思うと
とってもうれしいです。
ややこしい手続きは一切なく、リサイクル品を持っていくだけで簡単なのもよかったです。
【資料】
世界の年間消費都市鉱山(日本)埋蔵量データ:独立行政法人物質・材料研究機構
https://www.mitsui.com/jp/ja/release/2009/pdf/ja_091112_01.pdf
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